【つぶやきラボ-bbs】
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ともぞう
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https://www.youtube.com/watch?v=YYNFhAQMzMY
昨年と同じく、新春1発めはSW。おそらく2018年もSWエピソード8で幕を開けるのでしょう。
(今回の感想、ちょいちょいキャラ設定ネタバレあり、でも読んでもあまり関係ないと思う)
で、ローグワンですが。
うーん、トータルでは大分プラス!お値段以上どころじゃないくらプラス。 だけど…決して手放しですべてを褒められる作品ではなかった という感じ。
トータルでは大満足しているので、先に残念な点から。
監督はモンスターズ、GODZILLAとまだ2本くらいしかメジャー作品を撮ってないのに、3本めでいきなり外伝とはいえSW撮っちゃった爆速成り上がり監督ギャレス・エドワーズ。
モンスターズはともかく、GODZILLAは評価を受けるに値する作品だったので大抜擢にも納得。そして結果的には抜擢の期待に応えた形になった。
しかし…なんつうか、監督がギャレスエドワーズって知らなくて(事前情報カットしてた)観たんだけど、観終わった後でギャレスって聞いて 「…あっ…(察し)」ってなった。いや、なんつーか、まんま「GODZILLA」だなと。
何がいいたいかと言うと
・ぶっちゃけ前半がタルい ・必要以上にエモいというか、感動押し付けてくる ・その割りに感動に至るまでのキャラの描き方が雑 ・オイオイオイ って無理シチュがチラホラ見られる
その反面
・設定はいい、オタ好みのツボをついてくる、確実に本人も設定マニアのオタ ・オタらしく、題材の主題(※特撮分野のみ)がわかってる、確実に重度オタ ・ゴジラで摩天楼を舞台に怪獣プロレスやった辺り、理解しすぎなくらいわかってる ・ぶっちゃけ人間ドラマとかあんまり興味ないのでは(掘り下げが甘く、 よくあるパターンの適当はめこみ) ・つまり前半ダルダル、後半別作品のような「わかってる」ハイレベルCGのスーパー戦闘シーン
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Date: 2017/01/11/21:49:29
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ともぞう
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つまりタイプでいうと、樋口真嗣さんタイプなお人だなと、今更ながら再認識した訳です。 特撮&戦闘シーン監督だけやっていれば最強クラス、人物ドラマ作成は残念ながら… という人材。
で、話を主題に戻すと、ローグ・ワンの評価も上に箇条書きにしたままなんですわ。
前半から中盤、タルい、ホントにタルいです。 同盟軍の軍人キャシアンが正義には程遠いダーティなことしてる辺りはいい。 本作は正義の同盟軍が悪の帝国をたおすぞ!な、わんぱくスターウォーズ路線ではなく、 同盟軍と帝国軍が『戦争』してることを描いているので、同盟軍も決して正義などではなく、 勝利のために不条理な犠牲はつきものってことを表現するうえで実に正しい。
同盟軍が卑怯で気分悪かった という感想もちらほらあるが、そういう人はメインのEPだけを観た方が建設的だと思う。
極端にリアル方向に振った話なんて、外伝だからこそ許される特殊技ともいえる。マニアはそういうリアルなSWを観たいけど、圧倒的大多数の人は宇宙ヒーロー冒険譚にリアルな戦争のドロドロなんか持ち込んでほしくないわけで…
ギャレスは完全にマニアだからリアル寄りは大喜びでやったろうし、そういうの好きだから(いや絶対にそうだって)銃撃戦とか妙に生々しい。イラクかオマハビーチかって勢い。
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Date: 2017/01/11/21:50:30
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ともぞう
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そういうとこはいいんですよ…何がアカンか。主人公のジン・アーソ。デススター開発者の娘。開発者はさらわれ娘は逃げ延びて…からいきなり(本当にいきなり)
やさぐれた若い女犯罪者(娘)、ここらへん呆れるレベルで強引。そのくせ開発者一家への帝国の襲撃、めっちゃ尺とってる、時間配分おかしいでしょこれ… 素で
「え?」ってなったわ。
同盟軍がジンを帝国から救出、利用価値があるから…っていろいろ大筋に絡んでくるけど、ここもいろいろ突き詰めるとおかしいことだらけ。 シナリオライターはそこらへん詰めないの? 育ての親みたいなの出てきたと思ったら育ててないし(何を言ってるかわかry) 意味不明退場するし、話の進め方は鈍重&動き出すときは唐突だし、振りだけやっといてなかったことになるシーン多数だし、ひどい迷走。
後にローグワンメンバーとなる人物との出会いも唐突、話の流れで仲間になるんじゃなくて、仲間になるよう無理やり話しが作られてる感じ。
警備ドロイドのK2-SO、デザインは良い。設定もよい。ただあの時代にしてはオーバーテクノロジー級に高性能なのが微妙、そんなに戦闘に使えるなら正史EPでも帝国側で出てこないとおかしい。汎用で使えるようになったのはイレギュラーだとか、そういうのを少し散りばめるだけで設定厨は満足するのに。説明的すぎる?いやこれ結構大事でしょ。EP4の直前の話なんだから、オーパーツがあるのは問題。出すなとはいわないけど、出すなら気遣いは必要。(鹵獲された記録が残ったので製造中止になった という脳内補完も可能ではあるな…)
K2-SO、おおむね好印象でいいキャラなんだけど、もうあと一息、あとひとつ小粋さが欲しかった。R2-D2とC3-POとチューバッカ役をひとりでやってるようなもんだから難しいんだけど、捕虜偽装、乱戦時のあわや、痛快なセリフまわしは2つ確実にあるけど、あと2つくらい何とか欲しかった。シチュはいろいろあるのに、まんまのセリフでキャラが立たないじゃんそれ!みたいな多数。及第点だけど立ち位置の重要さでもっともっとを求めてしまうキャラ。
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Date: 2017/01/11/21:50:55
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ともぞう
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盲目僧侶チアルート、泣く子も黙るドニー・イェン御大。まあこの人にいろいろ言いたいことはあるんだけど、いいでしょ(何それ)、必要なキャラ。
チアルートの相棒、ベイズ。この人がねー…なんか凄い連射ブラスター持ってるけど、なんでそんな凄い兵器があるなら、帝国とか装備しないんでしょうかね…って
くらいの強さ。無頼の傭兵感出してて、フォースのご加護を念仏ばっかのチアルートに呆れつつフォローする役として必要なのはわかるけど。ぶっちゃけ今作、多くの人物を描くのに尺が圧倒的に足りてないので、はっきり言っていらないキャラだと思う。削ってOK。この人も中国の有名俳優さんらしくて、中国人キャスト2名も出して中華宣伝に余念がない。それは認める派だけどビジュアルも含め(なんかイメージかぶるキャラが劇中にすでにいる)問題があるキャラ。無頼の傭兵嫌いじゃないけど削るべきだった。
帝国軍の貨物船パイロット、ボーディ。最大級の問題キャラ。メッセンジャーとして超重要キャラにも関わらず、扱いやキャラ立ち、思考の方向性が散らかりまくりで混乱すること間違いなしのダメキャラ。なぜこいつがそんな重要キャラになったのか、なぜ元帝国軍なのにすんなり信用されるのか、なぜ元帝国軍なのにあっさり同盟軍になびくのか、ローグワンメンバーとしての連帯感が唐突に発生してる感じだがそこらへんどうなのか。
はっきり言ってシナリオ状況からすると、鍵はジン・アーソじゃなくてこのボーディが握ってるのにこの扱いはいかがなものか。
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Date: 2017/01/11/21:51:32
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ともぞう
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・開発者の娘ってことでいろいろ鍵になるけどぶっちゃけ同盟軍とか帝国とかどうでもいいやさぐれ女犯罪者ジン・アーソ ・ダーティワークで良心がダメージ受けてる実は善人の冷徹軍人キャシアン ・哲学的な視点を持ち要所要所で重要ワードを言うクールキャラ、それでいて乱闘戦は最強の盲目僧侶チアルート ・鹵獲リプロミングの副作用で妙な「自我」が発生する扱いにくいドロイドK2-SO ・気弱なしがない貨物船パイロット、ボーディ。偶然「運悪く」開発者から超重要機密を託される。ビビッてバラそうとするもスパイ容疑の人間がすぐ殺されるのを見てそれもダメだと悟る。自称「運が悪い」。突然のアステロイド流に巻き込まれたりしたこともある。だが、奇跡的に生存した。運が悪いため無理にでもトラブル回避をする機会が多く操縦の技術は危機的状況ほど冴え渡る。悲観的なネガキャラ。
この5人でいこうよ!ベイズ抜きで!
いや、ぼくのかんがえたさいきょうのろーぐわん みたいになってるけど、これボーディ以外劇中の設定ほぼそのままですよ。 じゃあ何でわざわざ書き出してるかっちゅうと『こういう設定を全然ドラマが活かしてない』からなんですよ。 ここらへんがガチッと締まれば、ローグワンすっごい作品になったのになあ…残念です。
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Date: 2017/01/11/21:51:55
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ともぞう
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って、大体文句言ったとこで、それでもよかったと言い切れるのは、とにかく終盤の大戦争シーンが凄いから。
物凄く豪華に作ってあるスターウォーズバトルフロントのトレーラー って表現してる人がいて、いやこれまさしくその通りだなと。
本筋のストーリーは割とどうでもよくて(ご都合主義連発だから呆れる)とにかくリアルな歩兵視点のSW戦闘、そして豪華すぎる戦闘機の空中戦がこれでもかと繰り広げられる。もうここだけでお値段の3倍くらいの価値がある。ほかがアレでもすべてを許した。それぐらいのドキワクがここにはありました。
でもこれ、ギャレスエドワーズが創造したシーンじゃなくて、ぶっちゃけオンラインゲーのSWバトルフロントからの逆輸入だよね。それを導入することにして、しかも素晴らしすぎるクオリティに仕上げたのはギャレスの手腕なんでそこは全面的リスペクトなんだけど、100%ギャレス製という訳ではないことは認識しとくべきかなと。
まあとにかく、こういうSWの戦闘が観たかった!を超絶クオリティで再現してくれた。もうそれだけですべてを許せる。ここでも冷静に考えるといろいろどーなの ってとこは山盛りなんだけど、与えられた快楽に溺れてそこらへん冷静に判断できない(信者)
一緒に観た友人は前半の体たらく、そしてある意味やりすぎな後半の大戦争を見て、駄作認定していた。うむ、わかる。冷静に考えたらそういうべきかもしれない。
でもダメだ。この興奮に嘘はつけない。このクオリティを駄作と断ずることなどありえない。
それぐらい最後で盛り返した作品です。これもベースはバトルフロントのトレーラーだけど、それを正統進化させたダースベイダーの見せ場も最高。
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Date: 2017/01/11/21:52:16
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ともぞう
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そしてEP4の冒頭に繋がる数秒前がラストカット。
いやあ〜さすがにジーンと来ましたわ・・・観る前せいぜい10数人のスパイチームが犠牲になったのかと思ってたけど、桁が2つは違うよね。兵器的犠牲も想像より7桁くらい多いよ。どんだけ多くの犠牲を払ってあの設計図を手に入れたのか、その超超超々貴重なデータが、タトゥーインの砂漠を孤独にうろつくR2D-2にまでかぼそくなったこと(しかも原住民ジャワ族に捕獲)に今更戦慄すら覚えるわけで。
EP4でデススターが破壊されたことはルークのフォースピンポイント爆撃なんかより、運命的な意味で奇跡だったんやなあ…と感慨深く思いを馳せさせ、EP4の価値を飛躍的に高めました。
ああ勢いと正月休みの大量時間にまかせてダラダラと長文になっちゃった。問題点いっぱいありまくりだけど、観て損なし傑作です。終盤巻き返すからEP7より面白いって言う人が多いと思います。
人物ドラマに関して言えば、EP7が良いとは言いませんが、少なくともローグワンよりEP7の方が上でした。 惜しいなー ほんと惜しい。 でもギャレスじゃないと後半の大興奮シーン作れなかったろうしな。痛し痒し。 ギャレス、人物描写上手くなって欲しい。
結論としては大満足の部類。 いい映画年始スタートです。
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Date: 2017/01/11/21:52:33
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たきやん
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今年もよろしくお願いします。
資格試験は残念でしたね。陰ながら応援する事しかできないですが、次回は合格できるといいですね。
さて、映画感想の感想を。
シン・ゴジラはアントマン、ズートピアと並ぶ2016年の自分的ベスト3作品に入りました。
今でもたまに放射能熱線のシーンを思い出してテンション上がってます(笑)
ロスト・バケーションはともぞうさんの好評価を受けて観る候補最上位です。
ゴーストバスターズはハードル低くして楽しむことにします。
X-MENアポカリプスは早く観たいけど、まだレンタルでも最新作扱いなのでもう少し待ち。
新海監督作品はGEOで特設コーナーができていたのでそのうちまとめて観る予定です。
昔、ほしのこえのDVDを買ったのが懐かしい思い出。
ジョン・ウィックは体術で倒してとどめのバン!なアクションが見ごたえありました。 ストーリーにはまぁ目をつぶりました(^▽^;
ピクセルは楽しんでいただけたようで良かった。 「チートコードってそういうんじゃないよね」と思いつつ生暖かくスルー(笑)
ヘイトフル・エイトはジャンゴで学習したので馬車シーンを早送りしたのはナイショ。
観たアニメはあまり被ってないですね。 今年観た作品をリストアップしようとしたらけっこうな作品数に・・・ これから出かけるので、また後日来ます!
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Date: 2017/01/03/17:49:40
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ともぞう
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あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。
お、地味に年間リストでは公表してないたきやんチョイス2016ベスト3が出てますね。 シン・ゴジラ、ズートピアは当然として… おおお アントマン!w そこまでアントマン買ってましたか。 アントマンは続編あるんでうらやましい。自分のベスト3内チョイスのアイアムアヒーローはもう続きあっても蛇足ですし。
ロストバケーションは期待値を適正値にできれば安泰のクオリティ。はっきり言って低予算だと思うんですけど、それでもアイデア次第で面白い映画は作れる!というのが評価というか、好感度に繋がっています。あと主人公の医療知識マクガイバー(なんだそりゃ)、とにかくサバイバルものはいいですね。
ゴーストバスターズは自分は超辛口で叩いてますが、少なくともワーストになるような作品ではないです。フツーに面白いという人がほとんどかも。過剰な叩きは自分の嗜好ですね。
ヘイトフルエイト、「ドメルグには秘密がある」で 誰かがコーヒーに毒薬を入れた それを見ていた人間がいる デイジーだ だがデイジーはそれを黙って見ていた の辺りのナレーター語りはなぜか武装ポーカー的というか、初期の荒木イズムを感じて妙に興奮してたり。
武装ポーカーのカードすり替え、誰にもわからない方法とかじゃなくてトリックちゃんと考えて、こういうタランティーノ的ウェスタンで映像化してくんないかな・・・
あんだけ映画観てるのにアニメも多いとは・・・恐ろしい子! リスト期待しております。
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Date: 2017/01/04/19:09:35
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たきやん
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2016年に見たアニメをリストアップしたら全部で23作品ありました。 自分的には視聴作品が減っていた感覚だったので、意外と見てたなと驚きでした。 ここに作品名をずらずらっとリストアップするのもなんだか気が引けたので、自分とこに書いておきました(^▽^;
で、代わりと言っては何ですが自分的ベスト3を書いておきますね。 2016年で特に面白かったのは、暗殺教室、ジョジョ、僕だけがいない街の3作品でした。 ともぞうさんは未見のようなので、僕だけがいない街を猛烈にプッシュしておきます(笑)
ともぞうさんとは見た作品があまり被ってないですねぇ。 DRIFTERS、ジョジョ、ベルセルクの感想はともぞうさんと全く同じです(笑) リゼロはありがちな異世界ものだと思ってスルーしたら、後から高評価と聞いて気になってました。 ともぞうさん推しってことで、見てみます!
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Date: 2017/01/06/11:15:53
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ともぞう
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前期入れるの忘れてた!(ダメじゃん
カバネリや亜人1期、ユニコーン、僕だけがいない街も観てました。
カバネリは作画は凄いし、ゾンビ+列車+異世界和風と、既存組み合わせとはいえ新しいものを『アニメオリジナル』でやろうとする気概は高く評価できます。
しかし…肝心のストーリーやキャラは正直なところイマイチだったかなと。グダグダの日常回やってるヒマあったら もっと計画的にストーリー進めて後半の超展開を少しでも緩和しなさいと。2期やるそうなのでそこらへんの改善あると良いのですが。
「貴様!人かカバネか!?」「どちらでもない!俺はカバネリだ!」のOPバンクっちゅうんですかね?あの部分は大好きですけどね(笑) 歌とかビタイチ記憶に残ってないけど、毎度毎度のあのセリフのやり取りは印象的かつ好印象です。
僕だけがいない街は面白かったですね! 終盤辺りは久々にTVアニメで続きが待ち遠しくてやきもきしました。 ジョジョ4部さえなければ2016のベストだったな!(入れるの忘れてたくせに)
4部は名セリフを再現してもらったのがやはり嬉しかった。 無敵のスタープラチナでなんとかしてくださいよォーッ!!
リゼロ最初数話は忍耐が必要ですが、じきにバッドルート?の悲惨さや敵キャラの声優怪演技で楽しめると思います
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Date: 2017/01/07/20:16:59
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ともぞう
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ショートバージョンで一気に。
■ シン・ゴジラ
これは某所で語りまくった感があるので基本的には割愛。 当初の予想を遥かに上回る素晴らしい作品でした。 最初の予想値が低かったことを言い訳させてもらうと、庵野監督のキューティーハニーはアレな作品だったので それにミスリードされました(ひどい言い訳)
いろいろな意味ですごい快挙なんだけど、結局君の名は。に話題をもってかれた形になっちゃったのは残念。
■ ロスト・バケーション
登場人物10人以下のこじんまりとした作品だけど、限定条件でのサバイバル&サメという ありそうでなかったジャンル。地味だけどなかなかの良作。 邦題が本当に残念。原題の「シャロウズ」(浅瀬の意味)の方が圧倒的にかっこいい。
■ X-MENアポカリプス
いろいろ頑張って作られてるけど、何かあと一押し足りない感じがした(抽象的) アポカリプス、ちょっと被り物造形つけすぎたんじゃないすかね・・・もっといシンプルでいいのに。 オリヴィア・マンのサイロックがちょっとしか出番なくて残念。 まあでもブライアンシンガーのX-MENは安心して観れる安定感が魅力。 個人的にはフューチャー&パストの方がよかった。
■ ゴーストバスターズ
女性キャストでのリメイク版。これも詳細は某所で語りまくった感あるので省略。 結論で言うと、自分の中ではムカムカする駄作。 やり方次第で何十倍も面白さが増す原石だと思うけど、自分の中ではこの作品のやりかたは認められない。 惜しい。本当に惜しい。
■ ワンピースフィルム ゴールド
良くも悪くも安定の劇場版ワンピクオリティ。「Z」の方が好きだけど、これも十分なクオリティの良作。 ちょっとシナリオでダラつく部分があるのが残念。語らぬが花という点もあるけど、ダラつく部分カットして ラスボス、テゾーロの半生回想を入れたほうがよかったのではと個人的に思う。
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Date: 2017/01/01/03:04:42
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ともぞう
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■ ジョン・ウィック
キアヌのガンフーアクションを観るだけのプロモーションムービーみたいな映画。 本来なら妻子が殺されて・・・が基本のとこで、最愛の恋人の忘れ形見とはいえ 犬が殺されて・・・からこうなるのは、ベタな復讐譚を回避するための苦肉の策だろうか。 自動車工房のおやっさんが地味にかっこいい。
■ ピクセル
キレイにまとまってた楽しい佳作。ツレが大統領 の展開でいろいろ力技が通るのは コメディ映画としてはナイス脚本。 8bitドット絵の女性キャラに一途なのはナイス設定。ドンキーコングにハンマー投げつけて ずっとこれやりたかったみたいなのは共感度高くて笑ったw。
■ ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
面白い!想像以上の良作。デヴィッド・イエーツ監督は相変わらず瞬間的にガチで怖いシーンブッ込んでくるけど おおむね平和な楽しい映画になってて、鑑賞後の幸福感が心地よい。 JKローリングさんはやっぱり脚本うまい。 シリーズが3作の予定から5作になったそうなので楽しみ。
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Date: 2017/01/01/03:11:06
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ともぞう
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■ 秒速5センチメートル
君の名は。ブームにのっかって観た。新海作品は「ほしのこえ」と「星を追うこども」しか見た事なかった。 超絶リアリズム背景に圧倒される。電車で僻地に行って雪に降られまくる絶望感を 世界一うまく表現した映画(なんだそれ) そんな小学生いねえだろ…→そんな中学生いねえだろ… ってラブごとに縁がないおっさんとしては思うことしきり。 くどくど考えると結局あかんってことでいいんかしら?(頭悪い結論) とにかく背景すごくてそれだけでも観る価値あった。
■ 雲のむこう、約束の場所
うーん…なんかいろいろマニアックなもの詰め込みすぎて、なんだかなーという印象。 キャラ絵がすごく90年代のベタなアニメ感。正直背景にあってない。 ミリタリー描写やメカ描写は地味だけど細かくて凄い。 トータルではイマイチ。秒速5センチメートルの方がシンプルで面白い。 これはちょっとヒネりすぎ。駄作認定してる星を追うこどもに近いものがある。
■ ヘイトフル・エイト
168分!2時間48分ですよ、長い!でも話は凄く面白い。R-18だけあってゴアも容赦なし。 しかし長い…馬車での移動シーン、やたら長く映すけどあれ勘弁してほしい あれをそこそこにするだけで10分くらい短くなるんじゃないかな。 御者のO.B.が不憫。
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Date: 2017/01/01/03:14:13
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ともぞう
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うーん、正直期待はずれ(あらら)いやまあ普通に最後まで見れるけど、自分の思ってたデッドプール像とは違ったのが残念。まあ少ない予算でうまいことやってるし、大大ヒットする評価を受けているのでこれが正解だったんだろうとは思う。
第4の壁がただのメタ演出じゃなくて、狂った脳細胞が生み出すある種の奇跡『SF』としての知覚の次元超越能力、という設定が好きなので、ただのコメディ演出になっちゃってるのが残念。コロッサスがいい仕事してる。予算の都合だけど、本格的にX-MENと絡めなかったのは大正解。
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Date: 2016/12/24/19:58:56
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ともぞう
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マッドマックス怒りのデスロードを抑えてその年のアカデミー作品賞をとった作品であり、ノミネート常連だけどオスカーはとれないがお約束のディカプリオが、とうとう悲願のオスカーを獲得した作品でもある。
マッドマックス信者である自分としては、観る前はこの作品さえなければアカデミー獲得できたのに…と不満気味ではあったのだけど、観たら評価が一変。マッドマックスは最高にマッドでクールでいかしてて、同時にマッドとか言いつつ実は緻密に計算されてる感覚があるんだけど、レヴェナントはなんつうかもう、マジキチ、これにつきる。どっちがガチキチかと言われればもう完全にレヴェナントの方としか言いようがないレベル。
とにかくディカプリオの入魂具合が凄い。肉を生でガツガツ食べるし(本物)、氷点下の川で流されるし(ガチ山奥ロケ地)、氷点下の地面を本物の泥に口までまみれながら長回しで這い回る。よだれ垂らして絶叫。とにかくディカプリオ凄い。鬼気迫るいうかマジキチ。久々にここまで役にブッ込んでる人間見た。
そして熊、圧倒的熊。なぜ人間は熊に襲われると死んでしまうのか、それがよくわかる。おそらく熊襲撃の臨場感でこれを超える作品は今後自分が死ぬまで出てこないんじゃないかってレベルで熊。100万分の1まで薄めてもまだデンデラを遥かに凌駕する濃厚な熊濃度。熊だけでももとがとれる熊映画。
スタジオでCG合成どころか、現地ロケで照明さんが使う照明すら最低限しか使わず、基本的に自然光で撮影とか、監督のアレハンドロ・イニャリトウも頭おかしい。いわゆる日没前のマジックアワーの光で撮影なので、1日の撮影時間は1時間。高橋名人か。
狂気のリアリズム志向が生み出す映像はNHKやBBCのドキュメンタリー並みで、ゴア描写も含めていろいろリアルで見ごたえがある。
だがシナリオ言うか、脚本は若干問題があり。中盤くらいまで実に面白いんだけど、中盤からダラダラしはじめ、最後あたりは完全に惰性。無駄に長い。ここらへんもっとシェイプに締めて、無常感をうまく演出できたら完全な歴史的名作になれたはずなのに残念。
でも十二分に面白い。熊とディカプリオの執念、イニャリトウの狂気のこだわりは一見の価値あり。
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Date: 2016/12/23/21:50:23
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ともぞう
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「冷たい熱帯魚」の園子温監督作品。
なかなかにぶっ飛んだ作品で、冷たい熱帯魚で園子温に入った身からすると違和感もあったが、この人が有名になったのは満島ひかりの「愛のむきだし」(自分は未見)だから、むしろこっちが地の芸風ということなんだろう。
ストーリーはしっちゃかめっちゃかなのである意味どうでもいい(えー)ズレてて痛い80年代カルチャーのネタキャラである自主映画製作集団ファックボンバーズのインパクトすごい。ダラッダラの♪ファックボンバァズ〜♪のメロディが未だに脳内から消えない。もちろん♪全力歯軋りレッツゴー♪も消えない。
リーダーの長谷川博己のキレキレの飛んだ演技してて、これ見る前の自分にとっての長谷川博己は、進撃の巨人実写のホントかわいそうなくらいグダグダのつまらない役「マキシマ」なので、ギャップが凄まじい。ちなみに次の長谷川博己はシン・ゴジラの蘭堂、1作ごとにキャラが違いすぎる。この人役者として凄い。
個人的にはこの作品の二階堂ふみはそう持ち上げるもんでもないと思ってる。ビジュアルはいいけど演技は正直平凡。
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Date: 2016/12/23/21:49:57
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